地域に根ざす資源・文化をともに磨き、これからの循環を考える12週間
2021.11.27 - 2022.3.5
migakiba(ミガキバ)は地域を超えて多様な専門性・背景を持つチームが集い、地域の資源や文化をともに探索し磨き合うことで、これからの循環を考える環境省主催の実践型研修プログラムです。
2021年度は独自の自然環境や文化的・歴史的背景を持つ5つの地域を舞台に、それぞれの土地に根ざし先駆的な活動を実践する現地事務局、講師陣による伴走のもと、新たなプロジェクトを構想していきます。
各地域を起点に、ときに交わりながら進む約12週間(11/27 - 3/5)のプログラム。本年度は新型コロナウイルスの状況をふまえて、オンラインを基本とした上で、現地フィールドワークの機会を設けています。また応募は3~5名で1組のチーム単位とし、オンライン環境下でも、スムーズなコミュニケーションがとれる体制で実施していきます。
気候変動や海洋汚染、生物多様性の喪失など、地球規模の危機は地域の課題と密接に結びついています。私たちが日々暮らす地域=ローカルを起点として新たな脱炭素・循環型社会のあり方を描くチームのご参加をお待ちしております!
循環経済・自立分散型社会への移行に向けて、地域の資源や文化を内外の視点から磨き合うことで、これからの持続可能な地域のあり方を切り拓く人材を育成します。
5つの開催地それぞれの自然環境・文化的背景に基づくテーマを設定。先駆的実践者として活動する企業・団体が現地事務局を担うことで、地域・テーマに対する理解と洞察をサポートします。
5つのテーマに加え、デザイン、ビジネス、ストーリーテリングなど各分野を専門とする講師陣によるセミナー・メンタリングで、プロジェクトを多角的視点から磨き、実現に向けてサポートします。
01: 北海道・北海道名寄市
日々の暮らしから自然と向き合い、健康に暮らせるまちをいかにしてつくるのか。スポーツをまちづくりの中心に据える名寄を舞台に、高い雪質を誇る「ピヤシリスキー場」や、新しいアイデアとチャレンジ、多様なコミュニティが交錯するスペース「naniroBASE&Lab.」などをフィールドワーク先候補とする。身近なスポーツを入り口に、自然との関わりを生み出すライフスタイルやツーリズム、ヘルスケアのあり方を探る。
「Nスポーツコミッション」
「スポーツ×まちづくり」をあらゆる側面から考え、カタチにする。ジュニアアスリート育成、地域経済活性化、市民の健康づくりを通じて心身共に健康で豊かであれるまちづくり、人づくりを目指す。自治体、大学、民間団体・企業と協働する団体。
Nスポーツコミッション 事務局次長
黒井 理恵
ウェルネス、ツーリズム、教育なども関わる、意外に広い「スポーツ×まちづくり」の世界。楽しみましょう!
02: 東北・秋田県南秋田郡五城目町
地域に根ざし、資源を活用した土着ベンチャーを生み出し、さまざまな学びと実践の場を生み出し続ける五城目町。廃校を活用したシェアオフィス「BABAME BASE」や、500年の歴史を持ち、特定の曜日にはだれでも出店できる仕組みで消費者と生産者の垣根を越える「五城目朝市plus+」などをフィールドワーク先候補とする。小中学校の給食の廃棄を自分たちでコンポストとして、農家に返す授業などもはじまるなか、自分たちの環境を自らの手で耕す仕組みに学び、新たな活動を生み出す。
「ハバタク株式会社」
新しい学びのクリエイティブ集団として、国内外を舞台に様々な教育事業を展開しています。国外では東南アジアやアフリカ各地を舞台にした現地没入型の研修プログラムを企業や教育機関向けに、そして、国内では学びが生まれる町づくりを自治体や地域のプレイヤーと協力して行っています。
ハバタク株式会社 共同代表
小原 祥嵩
里山の暮らし方の中に、きっと新たなアイデアの種が芽吹く時を待っています。
03: 関東・茨城県東茨城郡大洗町
茨城県有数の観光地で、北関東最大の大洗サンビーチ海水浴場などで知られる大洗町。海辺の文化の伝承・発展、豊かな自然を守り育てるための環境学習と保全活動に取り組むNPO法人・大洗海の大学が活動する同キャンプ場や2020年にオープンした新たな観光拠点「うみまちテラス」などをフィールドワーク先候補とする。海や海辺の環境の現状から、陸=私たちの暮らしを捉え直し、これからの循環のあり方を探求する。
「株式会社カゼグミ」
茨城への関係人口創出や市民対話のワークショップの設計を行う。経済と環境とカルチャーをどうバランスを取りながら未来に進むのかを考えながらチームアップして活動している。このmigakibaでは、大洗で活動する地域プレイヤーと連携し、地域との継続的な関係の模索と、関わりたくなる「問い」を見つけていく。
株式会社カゼグミ 代表取締役
鈴木 高祥
最近、海に行きましたか? 遊びに行く人、眺める人、散歩する人。海との関係性を紐解きましょう。
04: 中国・広島県呉市(大崎下島)
「くらしを、自分たちの手に取り戻す。」をコンセプトに、相互扶助コミュニティの創出や学育プロジェクト、高齢者生活支援のための技術開発、持続可能な農業の実践など、大崎下島久比地区で多角的な事業に取り組む一般社団法人まめな。その拠点である「旧梶原医院」やデジタルクラフト工房をそなえた訪問看護ステーション「Nurse&Craft」などをフィールドワーク先候補として、地域に培われてきたまちぐるみでの自給自足文化から、自然と共生する暮らしとケアのあり方を探索する。
「一般社団法人まめな」
まめなは、「くらしを自分たちの手に取り戻す」をミッションに、豊かな自然環境の中で自分たちで出来ることは自分たちでやることで、既成概念にとらわれない、これからの自立した生活を探究しています。目の前の暮らしや環境の在り方を探究、実践することで、久比再生が単なる地域復興ではなく未来をよくすることにつながってゆくと確信しています。
一般社団法人まめな/島の寺子屋
福崎陸央/大橋まり/福島大悟
瀬戸内の久比を舞台に自然と人が調和する「暮らし」を多世代の仲間で実現させましょう!
05: 四国・愛媛県大洲市
清流・肱川の水運の拠点として、木蝋業、製糸業、木材などで栄えた大洲では、明治・大正・昭和初期の景観がいまも残されている。そのまちなみは地域の自然と資源、そして歴史と文化を体現する場でもある。肱南地区全域に広がる分散型ホテル群や、15年以上前に廃屋となり再生が待たれる「新田病院」などをフィールドワーク先候補として、地域の資源を持続的に保全・活用できる仕組みづくりやまちなみの再生や創業支援、ツーリズムなど、多様な産業への接続を目指す。
「一般社団法人キタ・マネジメント」
愛媛県大洲市の登録地域DMO。2021年8月には重点支援DMOとして選定され、地域資源を生かした観光まちづくりを実施する組織。物販事業、観光施設運営事業、ふるさと納税事業、観光事業、不動産事業等様々な収益力を持ち、大洲城キャッスルステイなど日本初の城泊の実現など地域資源をつかった新しい観光産業創出を行っている。
OZU+ 代表
山鬼 育子
川に育まれた歴史的景観や空き家・古民家の再生事業などに興味のある方は是非ご参加ください!!
想定される時間 | 05:愛媛県大洲市 | 03:茨城県東茨城郡大洗町 | 04:広島県呉市(大崎下島) | 01:北海道名寄市 | 02:秋田県南秋田郡五城目町 | |
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参加者公募イベント | 18:00-21:00 | 10月30日(土) | ||||
エリア公募イベント | 18:30-19:30 | 10月31日(日)~4日(木) | ||||
参加者応募締め切り | - |
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参加者決定・お知らせ | - | 11月12日(金)〜15日(月) | ||||
オリエンテーション | 18:30-21:30 | 11月27日(土) | ||||
ウェビナー(1) | 19:00-21:30 | 11月29日(月) | 11月30日(火) | 12月1日(水) | 12月2日(木) | 12月3日(金) |
現地フィールドワーク※希望者のみ。週末での実施を想定。 | ||||||
ウェビナー(2) | 19:00-21:30 | 12月13日(月) | 12月14日(火) | 12月15日(水) | 12月16日(木) | 12月17日(金) |
ウェビナー(3) | 19:00-21:30 | 1月10日(月) | 1月11日(火) | 1月12日(水) | 1月13日(木) | 1月14日(金) |
ウェビナー(4) | 19:00-21:30 | 1月24日(月)/ 1月25日(火)/ 1月26日(水)/ 1月27日(木)/ 1月28日(金)*いずれか一日に参加 | ||||
ウェビナー(5) | 19:00-21:30 | 2月7日(月) | 2月8日(火) | 2月9日(水) | 2月10日(木) | 2月11日(金) |
現地報告会 | 10:00-13:00 14:00-17:00 |
2月23日(水・祝) | 2月26日(土) | 2月27日(日) | ||
全体発表会 | 13:30-16:00 | 3月5日(土) |
有限会社なにいろ研究所 所長
料理研究家
国際教養大学国際教養学部 准教授
ハバタク株式会社 共同代表
NPO法人 大洗海の大学/
大洗サンビーチキャンプ場 事務局長
風にころがるTシャツ展 代表
一般社団法人まめな 共同代表
ナオライ代表取締役
一般社団法人まめな 共同代表
Nurse&Craft 業務執行社員
一般社団法人キタ・マネジメント
企画広報係長 歴史資源活用係長 兼
株式会社KITA 代表取締役
水都学者
キタ・マネジメント文化建築研究所長
株式会社リ・パブリック共同代表
株式会社リ・パブリック共同代表
株式会社リ・パブリックシニアディレクター / MOMENT編集長
migakiba 2020-2021の活動をまとめた冊子。
全講師の一覧や参加者データなどもご覧いただけます。
応募は3~5人一組のチーム単位で受け付けます。5地域から希望地域を選択し応募してください。
選択した地域の上記開催日程に参加できること
各地域毎に、約25名程度
2021年11月27日(土)〜2022年3月5日(土)
イベント開催日程は上記参照。期間中は、チーム・個人でのリサーチ、プロトタイピングなどの課題制作なども予定しています。
無料(ただし、現地へ行く場合の交通費や宿泊費は自己負担)
下記応募フォームより必要事項を記入の上、申し込みください。
2021年11月10日(水)22:00 2021年11月14日(日)22:00 まで延長しました。
チームの代表の方にメールにてご連絡させていただきます。
2021年11月12日(金)〜15日(月)順次予定