migakiba 2023 - 2024 全体発表会
トークセッションレポート

migakibaの
これまでとこれから

PC版:migakiba4期、鹿児島県曽於郡大崎町でのフィールドワークの様子。参加者の一人が取り組む、耕作放棄地を再生し、有機栽培を行う畑で、参加者20名ほどが話しを聞いている様子が写っています。/SP版:migakiba4期、鹿児島県曽於郡大崎町でのフィールドワークの様子。参加者の一人が取り組む、耕作放棄地を再生し、有機栽培を行う畑で、参加者20名ほどが話しを聞いている様子が写っています。
PC版:migakiba4期、鹿児島県曽於郡大崎町でのフィールドワークの様子。そおリサイクルセンターにて、ペットボトルや瓶などを回収、検品、圧縮するなど中間処理を行っている様子を、参加者がスマートフォンで撮影している様子。/SP版:migakiba4期、鹿児島県曽於郡大崎町でのフィールドワークの様子。まもなくオープン予定の体験型宿泊施設GURURIにて、参加者が同施設の模型を見ている様子が写っています。
PC版:migakiba4期、滋賀県長浜市でのフィールドワークの様子。菅浦の集落で、須賀神社の見学を終えて、琵琶湖に向かって歩く、参加者10名ほどの背中が写っています。/SP版:migakiba4期、滋賀県長浜市でのフィールドワークの様子。安定した温度と湿度で、じっくりと熟成させるためにつくられた60mに及ぶトンネル貯蔵庫を参加者が見学している様子。
PC版:migakiba4期、滋賀県長浜市でのフィールドワークの様子。山路酒造のお酒づくりについて、話しを伺う参加者の様子が写っています。/SP版:migakiba4期、滋賀県長浜市でのフィールドワークの様子。菅浦の集落で、須賀神社の見学を終えて、琵琶湖に向かって歩く、参加者10名ほどの背中が写っています。
PC版:migakiba4期、滋賀県長浜市でのフィールドワークの様子。滋賀県最古の私設図書館、「江北図書館」の本棚で、参加者が本を眺めたり、話し合ったりしている様子が写っています。/SP版:migakiba4期、滋賀県長浜市でのフィールドワークの様子。伊香しぐれの天候の中で、傘を指しながら、滋賀県最古の私設図書館「江北図書館」へと足を運ぶ参加者が写っています。

地域に根ざす資源・文化をともに磨き、
これからの循環を考える

migakiba(ミガキバ)は地域を超えて多様な専門性・背景を持つチームが集い、地域の資源や文化をともに探索し磨き合うことで、これからの循環を考える環境省主催の実践型研修プログラムです。

独自の自然環境や文化的・歴史的背景を持つ地域を舞台に、それぞれの土地に根ざし先駆的な活動を実践する現地事務局、講師陣による伴走のもと、新たなプロジェクトを構想していきます。

1デザインの力で
地域の持続的な好循環を
生み出す人材の育成

循環経済・自立分散型社会への移行に向けて、地域の資源や文化を内外の視点から磨き合うことで、これからの持続可能な地域のあり方を切り拓く人材を育成します。

2地域における
先駆的実践者の伴走のもと、
探索するテーマ

開催地それぞれの自然環境・文化的背景に基づくテーマを設定。先駆的実践者として活動する企業・団体が現地事務局を担うことで、地域・テーマに対する理解と洞察をサポートします。

3各分野の講師陣とともに、
地域を超えて
アイデアを磨くプログラム

テーマに加え、デザイン、ビジネス、ストーリーテリングなど各分野を専門とする講師陣によるセミナー・メンタリングで、プロジェクトを多角的視点から磨き、実現に向けてサポートします。

これまでの開催地

migakibaは2020年度から2023年度までの4年間で、全国19箇所で開催。全国各地そして海外から多様な専門性・背景を持つ125チーム469名がこれまでに参加しています。

地域を舞台に先駆的な活動を実践する現地事務局と各地の参加者が対話し、ともにプロジェクトを生み出すことで、地域と地域、人と人をつなぐ輪が広がり続けています。

2023年度実施地域

  1. 01:近畿・滋賀県長浜市
  2. 02:九州・鹿児島県曽於郡大崎町

参加者の声

4期にわたるmigakiba参加者の声の一部をご紹介します。

課題解決ではないアイデア創出を体験できました!

普段は課題ありきで解決策を考えることが多く、自分の問いとパッションに向き合って事業アイデアを考えるというプロセスはすごく新鮮でした。また別の会社で働くメンバーでチームを組んだので、アイデアを磨く中でこれまでの固定概念から解放される場面が多かったです。今回の気づきや視点を、仕事や自身の地域活動でも大切にしていきたいと思いました。

北海道・勇払郡厚真町
チームYAAA!!
川島飛鳥

migakiba 3期

自分の軸はぶらさず、他者と協働する。

フィールドワークで出会う人、見える景色、食べるもの、学ぶ歴史をインプットしながら、事業アイデアをつくることができました。事業づくりにおいては、これまで自分でできることは全部自分でやろうとしていましたが、自分の軸はぶらさず、それ以外は思い切って人に任せることで、思いもよらないものが生まれることを体感できました。

富山県・南砺市井波
チームみらい
藤井健史

migakiba 3期

新しいプロジェクトのはじめ方を一から体験できました!

初期視点の設定方法、問題が生じている社会構造の把握、アイデアへの昇華の仕方、相手への伝え方まで、体系的に網羅されており、期間中、講義動画を何度も見返していました。またメンタリングでの温かいサポートを通して、ピッチを磨き上げることができ、自分自身の糧になりました。これからもこのプロセスを参考にしたいと思います。

広島県・呉市(大崎下島)
ピースクリエイターズチーム
小松崎鉄雄

migakiba 2期

自分ごととして、長く続けられる仕組みを。

環境問題に取り組む際、知識や行動だけでは人は動かない。一人ひとりが自分ごととして捉えて、長く続けられる仕組みをつくるのは手間も苦労もかかるけれど、効果的で長く続いていくと気づきました。メンバーや他チーム、メンターや事務局のみなさんから多様な視点を学ぶことで、私自身も今までよりも少し視点を増やすことができました。

茨城県・大洗町
Doさんこチーム
中塚茜

migakiba 2期

自分自身に向き合う機会となりました!

自分の得意不得意がいい意味で分かり、回を重ねるごとに、自分が楽しいと思うことに対してエネルギーを使うことが自分自身のためにもなることに気づかされました。普段の仕事ではなかなか使わない頭の使い方も多く、本当に自分にとってのmigakiba になったと感じています。今後も学んだ点を仕事や生活などに活かしていこうと思います。

福島県いわき市
SACチーム
瀧澤まりこ

migakiba 1期

ともにテーマに向き合うプロセスに価値を感じました。

上田を訪れたことがないのに上田に関する提案を行っていいのか̶コロナ禍でオンライン開催となった migakibaを通して、一種の「後ろめたさ」を感じていました。しかし、現地事務局の方々と熱量のこもった対話を続ける中で、提案そのものよりも提案にたどり着くプロセスで培われる人間関係にこそ価値があると気づかされました。

長野県上田市
Wormholeチーム
エドワード増井

migakiba 1期